バイスタンダー見舞金制度について
【バイスタンダー見舞金とは】
バイスタンダー(北部上北広域事務組合消防本部が管轄する地域内における救急現場に居合わせた者をいう。以下同じ。)が応急手当の実施により北部上北広域事務組合消防本部の救急業務に協力し、その応急手当の実施に伴い感染症のり患が疑われた際の検査費用を、見舞金として支給することでその損害を軽減し、誰もが安心して応急手当ができる環境を整え、応急手当の普及啓発を推進することを目的としています。
【適用要件】
バイスタンダーが偶発的な事故により感染症にり患した疑いのある場合において、応急手当を実施した事実及び応急手当の実施に伴い感染症にり患した疑いがあることを北部上北広域事務組合消防本部が客観的に判断できるときに見舞金を支給します。
【見舞金の支給】
適用要件に該当する者(以下「見舞金支給対象者」という。)が、感染症の検査を受けた場合に感染検査見舞金2万5千円を支給します。
※ 一部支給が認められない場合もございますので、「バイスタンダー応急手当に係る見舞金支給要領」内の「5 見舞金の支給を認めない場合」をご参照ください。
【事故の報告】
見舞金支給対象者又は見舞金を受け取るべき者が見舞金の支給を受けようとするときは、その原因となった事故の日を含めて30 日以内に事故発生の状況を、北部上北広域事務組合消防本部に届け出の必要があります。
【見舞金の請求】
見舞金支給対象者又は見舞金を受け取るべき者が、見舞金の支給を受けようとするときは、下記に定める書類の提出が必要となります。
①応急手当に関わる見舞金請求書
②見舞金支給対象者の本人確認書類の写(運転免許証、健康保険証等)
③医療機関で「感染検査」を実施したことを証明する書類(診療証明書、検査結果報告書等)
※ 第三者に委任する場合は、委任を証する書類(委任状等が必要ですのでお問合せください。)
【問合せ及びご相談窓口】
北部上北広域事務組合消防本部 警防課
〒039-3142 青森県上北郡野辺地町字田狭沢40-9
電話番号:0175-64-0150
FAX番号:0175-64-0665
【ダウンロード】バイスタンダー応急手当に係る見舞金支給要領
【ダウンロード】応急手当に係る見舞金請求書
【ダウンロード】応急手当に係る見舞金請求書(記入例)
北部上北広域事務組合管内の「まちなかハートステーション」認定事業者について
平成16年から一般市民によるAED(自動体外式除細動器)の使用が認められ、AEDは公的機関や、民間施設にも設置されています。
これらの事業所等の中で「応急救護体制」が整った事業所等を「まちなかハートステーション」として認定して、地域住民の救命率向上を目指すものです。
令和3年1月1日現在において、次の13箇所が認定されています。
【ダウンロード】「まちなかハートステーション一覧」
■お問い合わせ先
「まちなかハートステーション」の認定申請等については、各消防署へご連絡ください。
【ダウンロード】「制度概要」(問い合わせ先)
「新型コロナウィルス感染症」について
中華人民共和国湖北省武漢市において、昨年12月以降新型コロナウィルス感染症の発生が複数報告されて以来、世界各地で患者発生報告が続いています。
現在のところ、県内での患者発生の報告はありませんが、住民の不安を軽減するとともに、まん延を防止する目的で「帰国者・接触者相談センター」が開設されました。
下記疑い例(※)に該当する場合は、医療機関を受診する前にまず「帰国者・接触者相談センター(上十三保健所)」へ電話によりお問い合わせください。
(※)次のⅠ及びⅡを満たす場合を「疑い例」という。
Ⅰ 発熱(37.5度以上)かつ呼吸器症状を有している
Ⅱ 発症から2週間以内に、以下の(ア)、(イ)のいずれかを満たす
(ア)武漢市を含む湖北省への渡航歴がある
(イ)武漢市を含む湖北省への渡航歴があり、発熱かつ呼吸器症状を有する人、との接触歴がある
≪お問い合わせ≫
帰国者・接触者相談センター(上十三保健所)
☎ 0176-23-4261
救急車を要請(119番)する場合に、発熱(37.5度以上)かつ呼吸器症状を有している場合などに渡航歴や、接触歴などをおたずねする場合がありますのでご協力お願いします。
また、救急隊が確認する場合もありますので情報提供をお願いいたします。
「平成29年度 管内救急技術訓練」を実施しました。
救急活動を取り巻く環境の変化や発展する医学に対応し、救急隊として求められる活動技術を種々の側面から検証し確認することによって、住民の安全安心を確保する最前線部隊としての救急活動技術を向上させることを目的とし、平成30年3月22日に当消防本部にて「平成29年度管内救急技術訓練」を実施しました。
訓練では、指導救命士を主体に、CPA・外傷・意識障害等、救急隊3名が連携して現場活動を実施。また、救急救命士資格取得2年未満の職員は、特定行為の要領・手順の確認を行い、管内救急隊員21名が救急技術の向上に励みました。
平成29年度 管内救急隊員研修会(外国語対応)を実施
2020年東京五輪が開催されるにあたり、当消防本部管内に往来する外国人等の傷病者に対して、言語の障害を克服し、救急隊員の迅速的確な救急対応能力の向上を目的として、平成30年1月15日に六ヶ所村国際教育研修センターにて『平成29年度 管内救急隊員研修会』を実施しました。
研修会では、六ヶ所村国際教育研修センターの講師4名が119番通報時、救急現場での聴取事項、注意点を臨場感あふれる内容で英語と日本語を交えながら、分かり易く指導していただき救急隊員26名が理解を深めました。
まちなかハートステーションに新しく仲間が加わりました。
平成16年から、一般市民によるAED(自動体外式除細動器)の使用が認められ、AEDは公的機関や、民間施設にも設置されています。
これらのうち、「応急救護体制」が整った事業所等を『まちなかハートステーション』に認定し、地域住民の救命率の向上を目指します。
この度、野辺地町にある若葉小学校(小林真也校長)、野辺地小学校(高田誠校長)が新たに認定されました。
平成30年1月24日現在では、11箇所が認定をされています。
若葉小学校
平成28年度管内救急研修会が行われました
平成28年7月1日よりJPTECプログラムがアップデートされたことに伴い、以前にも増して傷病者に対する的確な判断と迅速な対応が求められていることから、指導的立場にある各分隊長を対象とした研修会を実施し、各所属において共通の知識、技術及び言語を浸透させることにより、救急隊、救助隊及びポンプ隊の外傷事案に対する活動の標準化を図ることを目的として、平成29年2月28日に管内救急研修会が大ホールにて行われました。
研修会には、基幹病院である野辺地病院から整形外科千葉先生を講師として招聘し、「外傷傷病者に対する対応について」と題して御講義をいただきました。その後、六ヶ所消防署職員からJPTECプログラムの変更点について説明・外傷事案に対する活動展示をしました。約50名の職員が参加し自己研鑽に励みました。