令和4年第1回定例会 一般質問

令和4年第1回定例会 一般質問

令和4年第1回北部上北広域事務組合定例会において、

寺下 和光議員より一般質問通告がありました。

 

 

寺 下 和 光 議員① 写真 寺下議員

 

〇除雪車(タイヤショベル)購入配備について

(1)合同庁舎の駐車場は委託業者によって除雪されているのが現状であると思うが、1日に数十センチメートルの降雪があれば、委託業者による除雪が遅れ、緊急時に消防車や救急車の出動にも支障があるばかりでなく、消防本部等への来客者の駐車場確保等が図られていなかった事などから、早急に除雪車(タイヤショベル)を購入配備すべきと思うが、如何か。

 

 

 

 

 

管理者 野 村 秀 雄写真 野村管理者

 

4番 寺下議員の質問にお答えします。

除雪車(タイヤショベル)の購入配備についてのご質問でありますが、合同庁舎敷地内の除雪に関しましては議員ご認識のとおり、除排雪業務の委託業者によって行われているところであり、大雪などの場合の対応は、野辺地消防署において積雪量や降雪予報などに基づき除雪が必要と判断した場合に委託業者に連絡するとともに、署員総出で除雪を行うことで緊急車両の出動に備えております。

また、来客者の駐車場確保につきましては、ご不便をおかけすることのないよう対応に努めてまいりたいと思います。

早急に除雪車(タイヤショベル)を購入配備するべきにつきましては、検討してまいりたいと思いますのでご理解をお願いします。

 

 

 

 

 

赤 垣 義 憲 議員② 写真 赤垣議員

 

〇公立野辺地病院建て替え計画の進捗について

(1)建て替え計画はどの程度進んでいるのか伺いたい。

〇敷地内薬局の設置について

(2)敷地内薬局整備の周知方法と患者用駐車スペースの確保についてどのように考えているのか伺いたい。

〇外来透析治療について

(3)外来透析治療に係る地域医療連携の考え方について伺いたい。

〇PCR検査について

(4)PCR検査の実施状況について伺いたい。

〇職員評価(人事評価)制度について

(5)職員評価(人事評価)制度をどのように運用しているのか伺いたい。

〇病院敷地内の喫煙について

(6)職員の喫煙に対し、どのような対策を講じているのか伺いたい。

 

 

 

 

 

病院事業管理者 一 戸 和 成写真 一戸病院事業管理者

 

赤垣議員からの質問6点についてお答えします。

まず、1点目の建て替え計画の進捗状況についてですが、建替問題については、来年度当初に設置予定の会議体で、新しい病院の機能、病床規模等について検討を始めることとしています。

まずは、地域において効率的な医療提供体制が実現できるよう、事前の準備として、関係者から意見徴取を行うなど慎重に対応しているところです。ご理解を賜りたいと考えています。

 

 

 

 

 

病院事務長 角 谷 浩 司写真 角谷事務長

 

2点目の敷地内薬局整備についてですが、病院敷地内には、患者用として152台、職員用として68台、計220台分の駐車スペースがありますが、薬局整備により、患者用駐車スペースが約20台分減少することが予想されます。

このことから不足が生じないよう駐車スペースを確保するとともに、薬局整備に関するお知らせについて各種媒体を通じ、周知して参りたいと考えています。

3点目の外来透析治療についてですが、地域のクリニックから、糖尿病等の合併症治療のため、野辺地病院へ患者紹介が行われていますが、紹介件数は増加傾向にあり、本年2月末で、実人員ベースで約10人となっています。

また、外来透析の再開については、課題であった泌尿器科専門医やシャントトラブルに対応できる医師が確保できたところであり、新たに外来透析治療を必要とする患者確保を図りながら、来年度の早期に再開したいと考えています。

4点目のPCR検査についてですが、野辺地病院が行っているPCR検査は、県から「診療・検査医療機関」として指定を受け、発熱の症状があるなどの感染の疑いがある方に対し、医師が必要と判断して行っている感染症法に基づく検査となります。

また、陰性証明や個人の安心感の確保のために、個人の希望により、自費で行うPCR検査については実施していません。

5点目の人事評価についてですが、野辺地病院では、今年度から医師を含む全職員を対象に人事評価を実施しています。

評価方法としては、能力評価、業績評価の2つがありますが、能力評価は、職員の倫理性、協調性等のいくつかの項目について、自己評価実施後、複数の上司による評価を行い、これを5段階で点数化し、次年度の給料に反映させることとしています。

また、業績評価については、個人で業績目標を設定の上、能力評価と同様の方法で評価を行い、次年度の勤勉手当に反映させるものです。

6点目の職員の喫煙対策についてですが、病院は敷地内喫煙が義務化されており、敷地内で職員が喫煙を行っていないものと認識しています。

また、時機を捉えて、文書の発出や各種会議の場を活用し、敷地内禁煙を遵守するよう職員に注意を促しているところです。

 

 

 

 

 

沖 津 正 博 議員③ 写真 沖津議員

 

〇敷地内薬局の整備計画について

(1)薬剤費の負担軽減は例えばどのくらいとなるか。

(2)事業者の地代賃貸料金・期間、事業終了時における返却(戻し方)など賃貸内容はどのようになるか。

(3)現状のかかりつけ薬局からの患者移行が大幅に増えると予想されるが、その弊害はないか、とりわけ現行薬局の無料送迎サービスが損なわれないか。

(4)新設薬局と現行薬局との協議等はあるか

(5)院内売店は廃止か継続か

〇地域包括支援センターと看護小規模多機能型居宅介護事業の整備計画について

(6)地域包括支援センターと看護小規模多機能型居宅介護事業の整備計画と進捗状況を伺います。

 

 

 

 

 

病院事業管理者 一 戸 和 成写真 一戸病院事業管理者

 

沖津議員からの質問6点についてお答えします。

1点目の敷地内薬局整備による患者負担についてですが、敷地内薬局と地域のかかりつけ薬局とでは、薬局が取り扱う処方箋枚数や薬局の規模等により、患者負担の基礎となる調剤基本料が異なります。

このことから、患者負担がどのようになるのかについては一律に言えませんが、一例として、ある“かかりつけ薬局”の調剤基本料420円と比較すると、敷地内薬局は90円と低くなり、患者3割負担で見ると、約100円の負担減少となります。

2点目の敷地内薬局整備に伴う土地の賃貸借契約の内容についてですが、議員ご質問の土地の貸付料、貸付期間、返却方法等については、病院ホームページで広告を行った「当該事業のプロポーザル募集要綱」に記載されているとおりです。

3点目の「かかりつけ薬局の患者減少」と4点目の「協議の場」についてですが、病院側は答弁する立場にないと考えています。

5点目の病院内の売店事業の存続についてですが、売店事業者には、コンビニを併設した敷地内薬局が整備された段階で、営業ができなくなることを説明し、了解を得ているところです。

 

 

 

 

 

病院事務長 角 谷 浩 司写真 角谷事務長

 

沖津議員からの質問6点についてお答えします。

6点目の「地域包括支援センター」と「看護小規模多機能型居宅介護事業」の開設予定などについてですが、「地域包括支援センター」とは、高齢者の介護・医療・福祉などを総合的にサポートする相談窓口であり、医療や介護の相談、福祉サービスの紹介、関係機関との連携強化などの機能を担うこととなっています。

当該業務については、これまで野辺地町が直営で行ってきましたが、本年4月から野辺地病院が受託することとし、準備を行っているところです。

また、「看護小規模多機能型居宅介護」とは、高齢者の自宅での生活と、「通い機能である通所介護」、「宿泊機能である短期入所」、「訪問看護」を組み合わせ、利用者に合ったサービスを一体的に提供する施設です。

24時間、365日の運営体制であることから、多くの介護員等を必要としますが、人員確保を図りながら今年度の後半の開設を目指しています。

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