あいさつ

クリーン・ペア・はまなす

近年、私たち人類は大量生産、大量消費、大量廃棄により地球規模で環境破壊や資源の枯渇を招き、人類や自然界の動植物に重大な影響を与えています。
今後、日本経済の発展に伴い私達の生活環境もますます多様化し、自然にやさしい廃棄物の処理や資源の再利用、すなわち「資源循環型社会」の構築を一層強く求められる時代になるものと思われます。
この様な時代背景の中で当組合では、平成8年度より処理能力日量52トンのゴミ焼却施設と処理能力日量39トンのリサイクルプラザの建設に着手し、この度完成を迎えることができました。
この一般廃棄物処理施設は、最新の技術を導入し自然燃焼制御化や大気汚染防止装置を備え、最小の人員にて運転できる設備を有しております。
また、廃棄物を資源化するためのリサイクルプラザでは、粗大ゴミ資源化設備、缶類資源化施設、ビン類資源化施設、木くず資源化設備を備え、それぞれ廃棄物の特有に合わせた処理をし、生活環境の保全、資源の循環型(リサイクル)を最優先に考慮した施設でありますので、施設の機能を十分に活用し、廃棄物の減量化、資源化を基本に廃棄物の適正な処理を目指し、地域住民に喜ばれ、親しまれる環境創造都市(エコポリス)の施設づくりに努力して参る所存であります。
終わりに、当「クリーン・ペア・はまなす」の竣工にあたり深いご理解とご協力を賜りました地域住民の皆様をはじめ、関係機関、関係各位に心から感謝を申し上げ挨拶といたします。

 平成10年6月

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